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検診の「要精査」をそのままにしていませんか?

2025.04.03

検診の「要精査」をそのままにしていませんか?

こんにちは。乳腺科・骨粗鬆症担当の井戸田愛です。 新年度になりました。昨年受けた検診で「要精査」と判定されたものをそのままにしていませんか? あるデータ調査では検診受診者の3割程度の方が「時間がない」「再検査が怖い」などの理由で再検査を受けていないようです。 乳がん検診で一定の精度の検診を受けた場合、「要精査」と判定されるのは全受診者の5%未満で、その全てが「がん」であることはありません。最終的に「がん」と診断されるのは全体の0.3〜0.5%とされています。要精査の全てが「がん」ではないので、まずは医療機関を受診することが大切です。 骨粗しょう症検診では半数の方が「異常を認めず」と判定されますが、残りの半数の方は「要指導」あるいは「要精査」と判定されているようです。 自立した将来を迎えるためには骨密度の維持が重要とされています。早めの対策で骨密度を改善できることも多く、当院では骨粗しょう症検診後のご相談や治療も行っております。全ての方にお薬による治療は必要ではなく、食事内容や生活習慣を変えるだけで骨密度が改善された方もいます。 乳がん検診や骨粗しょう症検診だけでなく、一般検診の検査結果のご相談も承っております。お気軽にご相談ください。 乳腺専門医・骨粗鬆症学会認定医 井戸田愛

全日本バトントワーリング選手権大会に理学療法士の平野、髙松が帯同しました

2025.04.03

帯同報告

全日本バトントワーリング選手権大会に理学療法士の平野、髙松が帯同しました

こんにちは。 理学療法士の髙松です。 2025年3月25〜27日に香川県のあなぶきアリーナ香川で開催されました2024年度全日本バトントワーリング選手権大会に、リハビリテーション部の平野が救護スタッフとして、髙松が愛知県から出場したチームのスタッフとして それぞれ帯同させて頂きました。 私は大会前日からチームに合流し、選手のコンディショニング、 演技前のウォームアップにおけるストレッチやエクササイズを指導させて頂きました。 大会中に大きな外傷はなく、大会前から怪我や不調を有していた選手も含め、 全選手が無事に出場を果たすことができました。 出場した選手からは、痛みがなく演技することができた一方、 疲労が溜まってうまく演技ができなかったという声もありました。 当初の想定よりも気温が高く、発汗量が多かった影響もあったと考えられます。 選手の中には普段から水分補給時に水しか飲んでいない選手もおりました。 本来、身体の水分量はナトリウムをはじめとした様々なミネラルの濃度差によって適正に維持されています。 大量に発汗した際に、ナトリウムをはじめとしたミネラルの補給をせずに水のみを大量に補給すると、 体内の水分量に対するミネラルの濃度が低くなります。この状態を、「低ナトリウム血症」といいます。 運動時の水分補給は、スポーツドリンクがおすすめです。 市販のスポーツドリンクには塩分が含まれており、準備がしやすく、さらにエネルギー源となる糖分も含まれています。 ジュースのような飲料は糖分が多すぎるため、胃もたれ等を引き起こすことがあり、運動中には適しません。 また、スポーツドリンクが苦手だという方は、梅干しや塩分の含んだ飴などを運動の合間に摂るようにするといいと思います。 今回の経験を経て、遠征中の水分補給管理の重要性を感じました。 水分補給についてもさらに知見を深め、 外傷予防を含め選手の最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、日々精進していきたいと思います。

骨密度検査方法について

骨密度検査方法について

こんにちは。 放射線科の中西です。 今回、骨密度測定に関するお話をさせていただきます。 骨密度を測定する方法はいろいろな方法があります。 ① QUS法・・・超音波を用いてかかとで計測する方法 ② MD法・・・両手のレントゲンを撮影し計測する方法 ③ DEXA法・・・2種類の低いエネルギーのX線を利用し計測する方法 まず、①の方法は検診センターなどでよく使用されています。X線を使用しないためドラッグストアなどでも計測することが出ます。しかし、温度や湿度などによりばらつきが出やすいという欠点があります。 ② の方法は手のレントゲンを1枚撮影するだけで計測が可能な為、診療所などで普及している方法です。しかし、手の骨の性質上骨密度の減少が捉えにくいという欠点があります。 ③ の方法は一番詳しく計測できる方法と言われています。 当院の骨密度計測機械も腰椎と大腿骨近位部で計測するものを用いています。 DEXA法は放射線を用いるため被曝が・・・と心配されるかもしれませんが、胸のレントゲンで使用する放射線量の約1/3と健康状態に影響のないごくわずかな量ですのでご安心ください。 計測にかかる時間は約5分程度です。仰向けになって寝ているだけで終わります。 結果が出るまでに約5~10分お時間をいただきます。 皆さんは定期的に骨密度計測されていますか? 「昔に計測して大丈夫って言われたから私は大丈夫!」「運動もしているし、カルシウムも摂っている!だから骨粗鬆症じゃない!」と思っていませんか? 当院を受診する患者さんからは「思ったより低かった・・・」「今気づけて良かった」というお声をいただいています。 骨粗鬆症は健康寿命と密接な関係があります。 健康寿命とは『日常生活を自立して行える期間』です。 骨粗鬆症による骨折は寝たきりにつながり、寿命さえも縮めてしまいます。 いつまでも健やかな人生を歩みたいと思われる方は今の骨密度がどのくらいなのか知ることも大切です。 検査に関することで心配なことがありましたら、放射線科スタッフまでお声かけ下さい。