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全日本バトントワーリング選手権大会に理学療法士の平野、髙松が帯同しました

2025.04.03

帯同報告

全日本バトントワーリング選手権大会に理学療法士の平野、髙松が帯同しました

こんにちは。 理学療法士の髙松です。 2025年3月25〜27日に香川県のあなぶきアリーナ香川で開催されました2024年度全日本バトントワーリング選手権大会に、リハビリテーション部の平野が救護スタッフとして、髙松が愛知県から出場したチームのスタッフとして それぞれ帯同させて頂きました。 私は大会前日からチームに合流し、選手のコンディショニング、 演技前のウォームアップにおけるストレッチやエクササイズを指導させて頂きました。 大会中に大きな外傷はなく、大会前から怪我や不調を有していた選手も含め、 全選手が無事に出場を果たすことができました。 出場した選手からは、痛みがなく演技することができた一方、 疲労が溜まってうまく演技ができなかったという声もありました。 当初の想定よりも気温が高く、発汗量が多かった影響もあったと考えられます。 選手の中には普段から水分補給時に水しか飲んでいない選手もおりました。 本来、身体の水分量はナトリウムをはじめとした様々なミネラルの濃度差によって適正に維持されています。 大量に発汗した際に、ナトリウムをはじめとしたミネラルの補給をせずに水のみを大量に補給すると、 体内の水分量に対するミネラルの濃度が低くなります。この状態を、「低ナトリウム血症」といいます。 運動時の水分補給は、スポーツドリンクがおすすめです。 市販のスポーツドリンクには塩分が含まれており、準備がしやすく、さらにエネルギー源となる糖分も含まれています。 ジュースのような飲料は糖分が多すぎるため、胃もたれ等を引き起こすことがあり、運動中には適しません。 また、スポーツドリンクが苦手だという方は、梅干しや塩分の含んだ飴などを運動の合間に摂るようにするといいと思います。 今回の経験を経て、遠征中の水分補給管理の重要性を感じました。 水分補給についてもさらに知見を深め、 外傷予防を含め選手の最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、日々精進していきたいと思います。

ハンドボール男子日本代表が出場した第29回世界選手権に柴田PTが帯同しました

2025.02.09

帯同報告

ハンドボール男子日本代表が出場した第29回世界選手権に柴田PTが帯同しました

こんにちは。 理学療法士の柴田です。 ロサンゼルス五輪への出場を目指すハンドボール男子日本代表『彗星JAPAN』が出場した 第29回男子世界選手権(ノルウェー・クロアチア)およびそれに向けた国内合宿(東京)、 海外遠征(ポーランド)にトレーナーとして帯同させて頂きました。 トレーナーとしての主な活動としては、ウォーミングアップやクールダウン指導、テーピング、 選手のコンディショニング・リコンディショニングが中心ですが、 それ以外にもウエイトトレーニングプログラムの作成やアプリによる疲労度・コンディション管理、 補食の手配・調整等、多岐にわたりました。 大会結果は28位/32チーム 思うような結果にはなりませんでしたが、ポーランドでのテストマッチを含めると、 20日間で10試合、ほぼ中1日で試合を続けるというハードなスケジュールの中、 選手達は日々ベストを尽くして戦い抜いてくれました。 彼らと共に戦うことが出来たことをとても誇りに感じています。 トレーナーの立場としては、選手のパフォーマンス維持・向上にどれだけ寄与できたのか、 今大会での成果・課題を整理して、次大会では更に質の高いサポートが提供出来るように、 日々の臨床やスポーツ現場で精進していきたいと思います。 そして、今大会で得た経験や知見を 当院へ通院して下さっている患者様や選手の皆様に還元できるように努めてまいります。 今後とも応援の程宜しくお願い申し上げます。